<試合結果>
5 ー 1 得点者:薬師田 岩本 オウンゴール 森田 小林
○スターティングメンバー
1 佐藤瑠星(3年、合志中)
3 日髙華杜(3年、ブレイズ熊本)
4 川副泰樹(3年、サガン鳥栖)
5 寺岡潤一郎(3年、サンフレッチェ広島)
6 薬師田澪(3年、小川中)
7 川口敦史(3年、サガン唐津)
9 小林俊瑛(2年、鵠沼中)
10 森田大智(3年、FCK天草)
11 一村聖連(3年、甲佐中)
12 岩本昌大郎(3年、ソレッソ熊本)
30 碇明日麻(1年、FCK天草)
○ベンチメンバー
13 坂本 翼(2年、サガン唐津)
16 毛利優太(3年、ブレイズ熊本)
18 山下基成(2年、FCK天草)
19 農 祥英(3年、ロアッソ熊本) 78分in
26 佐藤歩夢(3年、トリニータ宇佐) 81分in
28 稲田 翼(1年、ブレイズ熊本) 78分in
34 高畑 涼(3年、トリニータ宇佐)
先週、無敗で首位を走るサンフレッチェ広島ユースをとのゲームに勝利し、今節は現在2位で夏のクラブユース選手権で優勝している名古屋グランパスU-18という上位との連戦となりました。土曜日までの季節外れの暑さと打って変わって、当日は最高気温22℃で強風の吹き荒れる中での試合となります。
コイントスで風上を選ぶことに成功した大津高校は序盤から攻勢に出ます。前半9分、右サイドの高い位置でボールを奪った一村がドリブルで前進し、マイナスに落としたボールを碇がダイレクトでセンタリングを入れます。相手SBがかろうじてクリアするとそのボールに薬師田が素早く反応し、押さえの効いた見事なボレーシュートを突き刺し先制に成功します。前半14分には右サイドで得たフリーキックを岩本が左足で中に入れると風に乗ったボールはそのままゴールに吸い込まれリードを広げます。さらに前半31分、岩本が蹴った右CKは再び風に乗り、そのボールを相手GKとDFで処理を誤るオウンゴールで3点目をとります。まさかの展開となり相手の動揺を誘うと、その乱れを確実についていきます。前半32分、日髙→碇→日髙と綺麗につながったボールは、最後は小林のパスから森田が抜け出し右足シュートを逆サイドネットに流し込み4点目。前半45分には右サイド深くに侵入し、日髙の上げたセンタリングを小林がヘディングで流し込み5点目を奪います。前半終了して5−0と誰も予想していなかったスコアで前半を折り返します。後半、風上になった名古屋がボールを持ち大津が構えるという展開に。相手のドリブルとパスを折り混ぜた攻撃にプレスのかけどころを見つけきれずにズルズル下がってしまい、難しい時間が続きましたがGK佐藤中心に跳ね返し続けます。84分にセットプレー崩れからクリアボールが小さくなったところをダイレクトで見事に決められ1点返されますが、その後は続かせず5-1という思わぬ大勝をおさめました。
この結果により、勝ち点20となり、消化試合数に偏りがあるものの現在2位と大健闘しています。
監督コメント) 山城 朋大
先週のゲームでは、夏休み前よりも粘り強く戦うことが高いレベルでできるようになっていることを確認できた一方で、サイド攻撃に偏りがあったことなどが課題としてありました。名古屋戦に向けては引き続き守備の整備を行うことに加えて、攻撃の距離感を良くするための練習を多く取り入れました。
試合は誰一人として予想していなかった展開となり、結果的に大きな1勝を手にすることができました。オウンゴールを除く全得点において日頃から練習で行っていることからの得点でしたし、そのきっかけを作っている守備についても練習の成果だと思います。より練習の質を上げてさらに良い試合を展開したいと思います。
プレミアリーグはここで中断となり、来週から高校サッカー選手権熊本県予選に出場します。県内3冠、全国制覇を目指してきた彼らの最後の大会になります。引き続き熱い応援よろしくおねがいします。