大津高校サッカー部

「プレミアリーグ最終節 履正社高校戦 試合内容及び監督コメント】

プレミアリーグ第22節 VS 履正社高校
2−2 得点者:山下基成、小林俊瑛

○スターティングメンバー
GK 西星哉(3年、DESAFIORA)
DF 坂本翼(3年、サガン唐津)
DF 大和田空(3年、鵠沼中学校)
DF 古川大地(2年、大分トリニータ宇佐)
DF 碇明日麻(2年、FCK天草)
MF 坂本龍之介(3年、FC NEO)
MF 浅野力愛(3年、レタドール熊本)
MF   中馬颯太(3年、セレソン都城)
MF 香山太良(3年、ギラヴァンツ北九州)
FW 小林俊瑛(3年、鵠沼中学校)
FW 山下基成(3年、FCK天草)

○サブメンバー
GK 南太童(3年、横浜FC)
DF 益田一慶(2年、ロアッソ熊本)
DF   嶋本悠大(1年、ブレイズ熊本)
MF 稲田翼(2年、ブレイズ熊本)
MF 山川柊(3年、コンクエスタ)
MF 山下景司(1年、ソレッソ熊本)
MF 岩﨑大翔(3年、ヴィンクラッソ大分)

○試合内容

両チームとも優勝も降格もない状況ではありましたが、12月末の全国高校サッカー選手権に向けた大事な一戦としてこのゲームに臨みました。大学受験で不在のMF田原、井伊、DF野田の穴を埋めるべく、CBには今季初スタメンの大和田、MFには負傷明けの浅野、中馬を入れ、前節負傷した田辺の代わりに古川が出場した。試合は開始早々から履正社が優位に進めると、3分、相手左サイドから崩され先制点を奪われます。先制された後も履正社が押し込むと、13分には相手右サイドの深い位置で起点を作られ、走り込んできた選手のシュートをいったんはGK西が止めますが、バーにあたり跳ね返ったところを押し込まれ、0−2とされてしまいます。出鼻をくじかれた大津は2トップの動き出しから徐々に押し返し、惜しいシーンを作りますが決定打は打てずに0−2のまま前半を終了します。
後半は開始から大津がペースを握ります。8分、右サイドで起用された中馬が個人技で突破し上げたセンタリングに小林が合わせます。バーにあたりゴールとはなりませんでしたが、山下が詰めて1点差に詰めることに成功します。その後、一進一退の攻防が続く中で、大津高校は得意の選手交代で流れを変えます。まずは後半14分、香山に代えて岩﨑、そして25分には古川に代えてプレミアリーグ初出場となった益田、中馬に代えて稲田とカードを切ります。すると後半31分、初出場の益田が上げたクロスを相手GKがファンブルしそこに詰めた小林が同点ゴール。このゴールに会場も盛り上がり、ここから大津高校の猛攻となります。小林、大和田、途中出場の山下景司などチャンスを作りますが、決め切ることができません。
後半48分には、碇が上げたセンタリングを小林がヘディングで折り返し決定的なチャンスが訪れますが、フリーで稲田が放ったヘディングシュートは無情にもポストを叩きそのまま試合終了。引き分けとなり、最終順位6位となりました。

○監督コメント(山城朋大)

今週は期末考査期間ということで、少ない練習時間の中で試合に向けて準備を進めてきました。受験で不在の選手についてはプリンスリーグで活躍している選手をスライドさせたので、プリンスリーグに負担がかかってしまいましたが、プレミアリーグについては不安なく臨むことができました。試合は開始から出鼻をくじかれ難しい試合となってしまいました。力が拮抗しているチームとの試合では先制点が結果に大きく左右されることをこの1年で何度も実感してきましたが、悔いの残る立ち上がりとなってしまいました。結果的に同点に追い付き逆転するチャンスも何度かありましたが、最後まで前半の2失点が響き勝ち切ることができませんでした。この試合でプレミアリーグは終了となりました。3年生を中心に粘り強く戦い、残留することができました。今シーズンも残すは高校サッカー選手権のみとなりましたので、残り1ヶ月の時間を大切に過ごしていきたいと思います。今節もご声援ありがとうございました。

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