プレミアリーグ第21節 VS ジュビロ磐田U-18
4−２ 勝利 得点者：山下基成２、小林俊瑛２
○スターティングメンバー
GK 西星哉（3年、DESAFIORA）
DF 坂本翼（3年、サガン唐津）
DF 野田翔升（3年、ロアッソ熊本）
DF 田辺幸久（2年、菊陽中学校）
DF 碇明日麻（2年、FCK天草）
MF 坂本龍之介（3年、FC NEO）
MF 浅野力愛（３年、レタドール熊本）
MF 中馬颯太（3年、セレソン都城)
MF 田原瑠衣（3年、FC NEO）
FW 小林俊瑛（3年、鵠沼中学校）
FW 山下基成（3年、FCK天草）
○サブメンバー
GK 南太童（3年、横浜FC）
DF 古川大地（２年、大分トリニータ宇佐）
DF 大和田空（3年、鵠沼中学校）
MF 香山太良（3年、ギラヴァンツ北九州）
MF 山川柊（3年、コンクエスタ）
MF 井伊虎太郎（３年、FCK天草）
MF 岩﨑大翔（3年、ヴィンクラッソ大分）
○試合内容
プレミアリーグ５連勝と勢いに乗る大津に対して、1位に勝ち点差１と優勝争いをしているジュビロ磐田とのゲームでした。1ｰ3−4−３のシステムでビルドアップを図るジュビロに大津が対応するという構図で試合が進みます。ジュビロのスリートップの動き出しやプレスを強めても正確にプレーできるボランチの存在に手を焼き、思うようなカウンターを出させてもらえません。前半21分、少し落ち着いてきた時間帯に先制点を奪われます。相手FWへのロングボールで野田、坂本間の背後を取られると、飛び出したGK西がまさかのキャッチミス。そのままボールを流し込まれてしまいました。その後、田原や中馬の仕掛けるシーンを少しずつ出せるようになっていきます。前半38分、右サイドで田原が起点になり、追い越してきた坂本翼がセンタリングを上げます。ファーサイドに流れた山下がヘディングで流し込み同点に追い付きます。チャンスが作れない中での見事な同点ゴールで試合を振り出しに戻します。前半の終盤はジュビロが猛攻を仕掛け、相手FWが抜け出し決定的なシーンを作られますが、GK西の好セーブで難を逃れ1−１で前半を折り返します。
後半に入ると、一進一退の攻防となります。この日再三にわたってドリブルで仕掛け相手の脅威となっていた田原を起点にチャンスを作りますが、最後のところは相手にさせてもらえません。後半11分、連続した攻撃から最後は坂本龍之介がミドルシュートを放ちますが、DFにブロックされ跳ね返ったボールがそのまま相手FWに渡ってしまいます。素早く動き出した選手へのスルーパスで完全に抜け出され、最後はループシュートで出てきたGK西の頭上を越され、勝ち越しゴールをあげられてしまいます。その後も同じようなカウンターを受けますが、今度は落ち着いてDF陣が対応したり、ゴール前でのFKを西がしっかりキャッチしたりと追加点は与えません。追い付きたい大津はケガ明けの浅野に代えて同じくケガ明けの井伊、中馬に代えてスーパーサブの岩﨑を投入します。すると、後半28分、右サイドの岩﨑が仕掛けからシンプルにセンタリングを上げると小林が体勢を崩しながら折り返し、山下のボレーシュートで同点に追い付きます。勢いに乗る大津は、CKからの流れから碇が胸トラップからボレーシュートをバーに当て、そのこぼれ球を繋いで押し込みますが、ゴールラインぎりぎりでクリアされてしまいます。そして後半35分、CKのこぼれ球を再三にわたってゴール前に入れると、岩﨑が胸トラップから放ったシュートが小林の頭に当たってコースが代わりそのままゴール。3−２と逆転します。さらに後半アディショナルタイムには途中出場の古川がFKから入れたクロスボールのこぼれ球を岩崎が拾い、シュートを打って高く上がったボールを碇がGKと競りこぼれたボールを小林が蹴り込みダメ押しの4点目。前期は3−４と悔しい敗戦をした相手に敵地で4−２とリベンジを果たしました。
○監督コメント（山城朋大）
昨年と同様で、ヤマハスタジアムという素晴らしい環境で試合をさせていただきました。今日のゲームは相手の３トップをどのように抑えるかがポイントになるだろうと思っていましたが、やはり、前半の失点は相手FWを捕まえきれずにやられてしまいました。また、球際での攻防やビルドアップを断ち切る守備でも後手を踏み、ボールの取り所が定まらない前半でした。それでも、前半のうちに同点にできるところは地力がついてきた証拠だと思います。後半、MF坂本龍の立ち位置を少し改善できたことで押し返すことができ、また、セットプレーを中心に得点を重ねることができました。ボールロストの仕方などまだまだ改善点が多いですが、勝ち続けることで自信につながっていると思います。来週は期末考査があります。喜びたい気持ちを切り替え、考査の準備を頑張ってもらいたいと思います。本日もご声援ありがとうございました。