<試合結果>
4−0(0−0、4−0)得点者:薬師田 川口 日髙 山下
3連覇をかけて臨んだ決勝戦は、準決勝までとは違い、相手チームにボールを持たれる時間の長いゲームとなりました。留学生の2選手や7番、14番を起点に人数をかけて攻撃してくる相手に後手を踏み、ボールを奪う位置が低くなってしまいますが、G K佐藤(3年、合志中)を中心に要所を抑えてゲームを進めると、良い守備から攻撃に転じる回数が増えていきます。それでも、決め手に欠け0−0で前半を終えます。後半、D Fラインを押し上げ、高い位置でボールを奪うことに成功すると、カウンターからボランチの薬師田(3年、小川中)が抜け出し先制します。その後も、ボールを奪うと効果的に相手の背後をつき得点を重ね、4−0で3連覇を飾ることができました。
監督コメント)
昨日の秀岳館と学園大附属の準決勝を分析し、相手の特長であるビルドアップに対してどう対応するかが勝敗を分けると考えていました。前半からラインを下げずに高い位置からボールを奪いにいくように話していましたが、14番のドリブルやフィードにプレスを剥がされ思うようにラインを押し上げられず、もどかしさを感じていました。しかし、選手達は冷静で、序盤にチャンスを与えた他は安定した戦いを見せてくれました。後半はこちらの指示以上に自分たちの判断で前に出ていき、前半とは打って変わって快勝を収めることができました。プレミアリーグでボールを持たれることに慣れていたことが勝った要因の一つだと思いますが、選手たちの対応力が本当に素晴らしかったゲームだと思います。ただ、課題山積の大会で会ったことも事実です。インターハイに向けてこれからまた準備をしていきたいと思います。