熊本県リーグ 1部 慶誠高校戦＜試合結果＞
３−１（３−１）（０−０）
得点者：高畑涼×３

熊本県1部リーグ連勝を狙い、本校サッカー部O Bで元コーチの古木裕監督（平成15年卒）率いる慶誠高校と対戦した。

大津高校は1-4-4-2の布陣で試合へ向かった。左サイドバックの宮崎駿之介(2年・FCKマリーゴールド天草U-15)は初スタメンとなった。

前半16分、左サイドハーフの田原瑠衣(2年・FC NEO)が鮮やかに相手DFをかわし、ファーへのクロスボール。これを前節に続き高畑(3年・大分トリニータ宇佐U-15)がヘディングで決め、先制した。
その1分後の前半17分には、右サイドで細かくボールを繋ぎ左へ展開、これを田原がハーフスペースで受け、敵を引きつけスルーパス。これにまたもや高畑が抜け出しゴール。開始早々、2-0とした。
しかし、相手選手の巧みなポジショニングや素早いパス交換から後手を踏み始め、カウンターから押し込まれるシーンが増え始める。
前半21分には、素早いパス交換の中で相手選手にスペースを与えてしまい、右足を振り抜かれ失点。
2-1となりお互いに追加点を狙い攻め続ける。
前半28分、右からのCKを田原がニアへ速いボールを入れ、これを高畑が頭で上手く逸らしこの日3点目となるゴール。3-1とし、前半を終えた。

後半も追加点を取り、試合を優位に進め主導権をとりたいところではあったが、中々ボールが落ち着かない展開となった。
お互いにチームの長所を出しゴールへ迫るシーンを作るものの、決定力に欠け得点を決める事ができない時間が続き、3-1のまま試合終了。

高畑の3ゴールにより前節に続き勝利を収め、再開後2連勝を収めた。

監督コメント　）　　コーチ　平岡　拓己

選手の頑張りや皆さんのサポートお陰で2連勝を収める事ができました。ありがとうございました。

今節では、前節の課題を改善するためにボールの動かし方やポジショニングなどをトレーニングの中で再確認し、試合に入りました。
2点目のゴールなどイメージ通りにボールを動かし、シュートまで行くシーンがいつくか作る事が出来ましたが、トップチームで出場するためには、まだまだ技術や強度、メンタリティともに成長していかなければならないと改めて感じる試合となりました。

一方で、高畑のハットトリックや田原の3アシストなどに見られるように、その他の出場した選手も含め、緊迫した公式戦の中で個々の特徴を発揮するシーンが増え始めてもいます。

今後もこのような緊張感のある試合の中で、長所を伸ばし課題を改善しながら成長できるよう精進して参りますので、引き続き応援を宜しくお願いいたします。