<試合結果>
3−1 得点:小林、日髙、小林
試合開始から出足の早い相手にセカンドボールを拾われ、相手に押し込まれてしまいます。初戦の硬さも重なり、思い通りに試合を運べず苦しい時間が続きましたが、21分にCKを小林(2年、鵠沼中)が得意のヘディングで決め1−0とします。その後、落ち着きを取り戻し、相手陣地で効果的なボール回しから相手を崩しにいきますが、GKの好セーブや相手の粘り強い守備に苦しめられ、追加点を奪えずに前半を終えます。後半、またも入りが悪く相手にセカンドボールを拾われます。すると、後半5分、相手シュートのこぼれ球を詰められ同点とされます。その後、勢いに乗った相手に流れを掴まれそうになりながらも我慢強く耐えると、後半15分、良いタイミングで一村にボールが入ると、右SBの日髙が一気に追い越しスルーパスを受け豪快に右足シュートをゴール左に突き刺します。日髙のゴールで落ち着きを取り戻すと、後半25分に一村のシュートはバーを叩いたが、こぼれ球を小林が右足ボレーで沈め2点差とします。苦しみながらも3−1で勝利し、明日の2回戦へと駒を進めることができました。
監督コメント)
初戦ということで少し硬くなるかなと想定していましたが、それ以上に相手チームの立ち上がりが素晴らしく完全に後手を踏んでしまいました。また、相手が徹底して対策をしてきたことで自分達の良さを出せるのにとても時間がかかりました。その中でも、セットプレーで先制できたことはチームに落ち着きをもたらしてくれました。今日は相手の粘りに最後まで自分達の時間を長く作ることができず、課題の多い試合となりました。明日のゲームでは、今日のようなリアクションが増えないように、アグレッシブな戦いをしていきたいと思います。
選手コメント)
○川副泰樹(3年、サガン鳥栖U-15)
なかなか全国を経験している人がいない中で難しい初戦になるとはおもっていたけど、なかなか入りは、押し込まれて、相手が前から寄せに来て、もっと簡単に背後に置いても良かったかなと思います。しっかりと耐えてセットプレーから良い時間帯に得点できたのは良かったです。失点の場面は、左サイドから攻められた時に自分が出ていくか、引いて守るか迷った時にクロスが上げられたのと、スライドが遅く、2回目のクロスに対しても人が足りておらずバタバタした対応になってしまった。明日は、まずは、失点をしないこと、続けてセットプレーで点を取ることを意識して、勝って次につなげたいと思います。
○川口敦史(3年、サガン唐津U-15)
初戦という事もあり緊張していて、入りはあまり上手くいきませんでしたが、少しずつ自分達のプレーができるようになっていき、自分達のペースに持っていく事が出来てきた時に、セットプレーから得点を奪えた事は、良かったと思います。前半決めきれる場面もありましたが、決めきれなかった事は、課題だと思います。
後半入りに、失点してしまいましたが、焦らずに自分達のサッカーをやり続けて追加点を取れた事は大きたかったと思います。そこから自分達の時間にでき、ボールを持ちながら攻め3点目を取れたので良かったです。
失点はしてしまいましたが、試合に勝ち次に繋げる事ができたのは良かったと思います。
個人としては、何度もシュートチャンスがあった中で決めきれなかった事は、課題だと思います。明日の相手は、同じプレミア勢の流通経済大柏高校です。絶対に負けられない相手なので、しっかり大津らしさを出して全力で勝ちにいきたいと思います。
○日髙華杜(3年、ブレイズ熊本U-15)
インターハイ初戦ってこともあり少し立ち上がりは難しい入りになりました、この試合で大事にしようと言っていた、セットプレーからの得点を取ることができて、いい時間帯で先制できたことが1番よかったと思ういます。
後半は立ち上がりに相手に隙を突かれて失点してしまいました。課題であった立ち上がりの部分でまたミスをしてしまったことは明日の流経戦では絶対に無くさないといけないと思います。その後攻撃はボールを持つ時間帯が増えて個人としても得点ができて、その後も追加点を取ることができて、初戦をしっかり勝ち切ることができて良かったと思います。明日は今日より難しい試合になると思うけど、チーム全員が今までやってきたことを信じて勝利に向けて頑張りたいと思います。