プレミアリーグ第14節 VSサガン鳥栖U-18
2-2 得点者:山下基成(3年、FCK天草)、岩﨑大翔(3年、ヴィンクラッソ大分)
〇スターティングメンバー
GK 西星哉(3年、DESAFIORA)
DF 坂本翼(3年、サガン唐津)
DF 野田翔升(3年、ロアッソ熊本)
DF 田辺幸久(2年、菊陽中学校)
DF 碇明日麻(2年、FCK天草)
MF 浅野力愛(3年、レタドール熊本)
MF 井伊虎太郎(3年、FCK天草)
MF 中馬颯太(3年、セレソン都城)
MF 田原瑠衣(3年、FC NEO)
FW 小林俊瑛(3年、鵠沼中学校)
FW 山下基成(3年、FCK天草)
〇サブメンバー
GK 南太童(3年、横浜FC)
DF 五嶋夏生(1年、ブレイズ熊本)
MF 古川大地(2年、大分トリニータ宇佐)
MF 香山太良(3年、ギラヴァンツ北九州)
MF 山川柊(3年、コンクエスタ)
MF 岩﨑大翔(3年、ヴィンクラッソ大分)
MF 稲田翼(2年、ブレイズ熊本)
〇試合内容
直近3試合を2勝1分けと調子を上げて臨む今節は首位を走るサガン鳥栖U-18との試合でした。U-19日本代表への派遣により複数人主力を欠くサガン鳥栖を相手に、大津高校はどこまで粘れるかが勝敗を鍵を握ります。
立ち上がりからサガン鳥栖がボールを支配しますが、要所を抑えペナルティエリアへの侵入を許しません。時折り、良い形でボールを奪い素早いカウンターでサイドの中馬、田原がチャンスを作るなど押し返す場面も作りますが得点は奪えず、0-0で前半を終了します。
後半も同様に時間を進めていきたいところでしたが、後半開始早々、相手左サイドからパスワークで崩され失点します。さらに勢いを増したサガン鳥栖に押し込まれ中央を崩され0-2。地力の差を見せつけられました。攻め手のない状況でしたが、カウンターから左サイドを中馬が駆け上がり、グラウンダーのクロスを入れると走りこんだ山下がGKより一歩先にボールに触れ数少ないチャンスで得点し2-1とします。その後はお互いに停滞し、時間が過ぎていきます。大津高校は選手を交代し反撃したいところですが、サガン鳥栖のインテンシティーの高い守備に阻まれ攻め込むことができません。残り時間が少ない中、最後まであきらめない大津高校は最後に交代出場した選手が結果を出します。中馬に代わって出場した香山が左サイドを抜け出しセンタリングを上げると、ファーサイドで待っていた途中出場岩﨑がボールをおさめ、左足を振りぬき劇的同点ゴールを突き刺しました。
残り少ない時間で互いにゴールを目指しますが、スコアは動かず2-2で試合終了。
0-2のスコアから劇的に追いつくかたちとなりました。
〇監督コメント(山城朋大)
主力が複数不在とはいえ、九州を代表する選手を揃えているサガン鳥栖相手にどこまで踏ん張れるかがカギだと考えていました。前期は前半0-0でしのぎましたが、後半我慢できずに0-3の完敗でしたので、今回0-2までもっていかれたときは前期同様のゲームとなることも覚悟しました。しかし、選手達は最後まであきらめずに少ないチャンスをものにすることができ、前期から成長していることを証明してくれました。まだまだ気の抜けない試合が続いていきますが、リーグ残留に向けて全力で戦い続けます。
今日はプレミアリーグサガン鳥栖戦のほかにプリンスリーグ九州で日章学園戦、U-16九州リーグで東福岡戦と各カテゴリーで九州内の負けられない試合がありました。互いにプライドをかけた真剣勝負をすることで九州のライバルチームとともにレベルアップをはかっていきたいと思います。
今回もたくさんのご来場ありがとうございました。次のホームゲームは9月25日(日)10:00宇城アカデミーグラウンドとなります。引き続き応援よろしくお願いいたします。
○選手コメント
山下基成(3年、FCK天草)
お忙しい中たくさんの応援ありがとうございました。今節は0-2から追いつくことができ、引き分けに終わりました。守備の時間帯が多い中、2失点した後に崩れないように全員で声をかけ合いました。まず1点とりかえすことができ、最後まで諦めずに攻め続けて追いつくことができたのは良かったと思います。今後も苦しい試合が続くのはわかっているので、残留に向けて全員で1試合1試合を戦って勝ち点を積み重ねていきたいです。今後とも応援よろしくお願いします。
岩﨑大翔(3年、ヴィンクラッソ大分)
今日の試合は自分はラスト20分での出場でした。前半は前期と同じ展開で無失点で折り返す事ができたのですが、後半早々に失点し立て続けに失点してしまいました。体動かせと言われてから一点が入りいい流れになってきてたので、いい流れを崩さないように出る時間が短くなると思ったのですが、そのあとすぐに出場させて頂いたのでよかったです。夏の遠征が終わってから自分が変わったと思うところは、夏の遠征でスタメンで出る機会が多くて他のメンバーの細かいことや自分のこのメンバーでの本当の役割がしっかり理解して実行できるようになってきたことと、夏明けてからの4試合でのドリブルの突破している回数がインターハイ前までのプレミアの試合と比べて圧倒的に多くなったことだと自分は感じています。ですが、プレミアに出ている前線のメンバーの中で自分だけ得点を取っていなくてチームの勝ち点に今まで貢献できていなかったのですが、今日の試合では結果も残せてチームにも貢献でき本当に良かったと思います。次の広島戦でもアシストやゴールでチームの勝ちに貢献できるように頑張りたいと思います。
坂本翼(3年、サガン鳥栖唐津)
後半戦負け無しで、残留に向けて勝ち点を積み上げたい試合でした。
0ー2の状態から2点取り返して勝ち点1をとれたのは良かったですが、後半開始早々に失点しまったことや浮き玉の処理などまだまだ改善点が多くあります。プレミアリーグで攻撃できる時間が増えてきたり、自信がついてきているので次節は勝ち点3とれるように今週1週間頑張っていきたいと思います。
また、今回自分にとっては中学時代お世話になったサガン鳥栖との試合ということで、高校での成長を見せることができる機会だと気持ちを込めて臨んだ試合でした。特に、中学時代言われていた1対1のデュエルの部分は絶対に勝つと強い気持ちで挑みました。できた部分とまだまだ足りない部分と両方ありましたが、試合後は充実感でいっぱいでした。この経験を糧にさらに成長していきたいと思います。